中国語でのウケるスピーチについて
中国語を勉強してある程度話せるようになると、中国語で一言スピーチをする機会がやってくると思います。やるからにつまらない内容でなく、聞き手に笑ってもらう/感心してもらえるスピーチをしたいと心がけています。
私が思う中国語スピーチ鉄板ネタは⑴成语(ことわざ)や4文字熟語を盛り込むことと⑵通な中華料理に触れる事です。
ウケる中国語スピーチの話題選びは難しい
私自身何度も中国人の前で中国語一言スピーチをしましたが、やるからには聴衆を笑わせたいですし、ほお!と言ってもらいたいです。
もちろんスピーチには主題があるので、そちらはまじめに話して、サイドエピソードで笑ってもらうという趣旨です。仕事なら仕事、留学の経験ならそれをまじめに話す一方で、どこかで、笑い/感心を取りに行くという事です。
しかしなかなか、話題選びが難しいです。政治系は危険ですし、日本の時事ネタを言っても相手はピンときません。
通な中華ネタは大体ウケる
誰の心情も害さずウケる話題は、やはり中華料理です。
1つコツがあり、普通の日本人が知らないような料理の名前を挙げる事です。麻婆豆腐や青椒肉絲と言った超メジャー料理ではなく、螺丝粉、干煸四季豆、铁锅肉、辣子鸡というような、外国人は知らないけれど中国人なら誰でも知っているような料理を挙げると、反応良いです。
アメリカ人が日本語で「佃煮、納豆、ひれ酒、メンチカツ、冷奴、大好きなんだよね!」と言っていると一気に親近感湧きませんか?
また中国で有名なチェーン店の名前とかもウケがいいですね。例えば呷哺呷哺的火锅などです。
外国人が「牛丼は牛丼でもすき家の牛丼が1番」とか言っていると、おお!となりなんだか笑えてくる感覚です。
成语(ことわざ)や4文字熟語で教養アピール
在日外国人が日本語スピーチで四文字熟語やことわざを的確に使っていたら、おお!となりますよね。
中国語スピーチでも、事前に必死でスピーチ内容を練って、途中でさらりと「中国的文化博大精深」とか言うと、中国人の聴衆は「ほう!」となります。
そして教養のあるやつなんだなという印象を持ってもらえます。
いいスピーチができればその後の人脈が広がる
通な中華料理の話と成語,熟語を1つのスピーチに盛り込めば、中国人の方に笑ってもらえる+教養もある中国通のやつだなと思ってもらえます。
このスピーチ方法はかなりの効果を発揮しており、仕事とプライベート両面で、中国人脈の形成に役立っています。
スピーチの後に、中国人の偉い人から「中国語うまいね」や「俺もあの料理好きなんだよ、よく知ってるね」等、声をかけてもらえる事がしばしばあります。
少しの準備で、中国人の心を掴むスピーチができるので是非試してみてください!
やはり何か笑ってもらえる/感心してもらえるスピーチ内容が良いと思い
100人以上の前で中国語を話す機会が何度かありましたが、
ウェイボー(weibo)アカウント新規プロデュース
私の運営するウェイボーアカウントは3000人弱のフォロワーがついてきましたので、この影響力を使って他のウェイボーアカウントをプロデュースしようという実験をしています。
日本語オンリーのアカウントを新規開設
キャラクターの面白い友人にウェイボーアカウントを開設してもらい、ひたすら日本語でツイートしてもらっています。
友人のアカウントを育てる
友人のアカウントを私のアカウントでリツイート+中国語翻訳しまくっています。その甲斐もあって新規開設した友人のアカウントには徐々にフォローが集まっています。現在のフォロワーは60程度です(笑)まだ開設2週間程度ですので気長にいきます。
固定ファンを獲得
フォロワー60程度ですが、私のアカウント経由で日本に興味のある人が友人のアカウントをフォローするので、日本語ツイートのみでも結構反応が返ってきます。
日本語でのプライベートメッセージも結構来ています笑 面白いです。
仲間がいないと戦えない
ウェイボーインフルエンサーのツイートを研究していると、インフルエンサー同士でグループを作って相互にリツイートまくっています。また、特定のアカウントだけをリツイートし続けるユーザもかなりいる様に見えます。
ツイッターよりもかなりリツイート数が操作されていることが伺えます。
この様にカオスな市場でインフルエンサーになるために、自身プロデュースの新規アカウントを増やしていき、こちらも集団戦で臨みます!
ウェイボーにアカウントを作ってみたい人は教えて下さい。私のアカウントで微力ながら支援リツイートしますよ笑
前澤友作社長もweiboをやっている!
今をときめく前澤友作社長もウェイボーをやっている事に気がつきました。素敵な彼女の写真をアップするだけでなく、なんと中国語で結構本格的に話している動画をアップしています!
気になるアカウントは
さすがのフォロワー5万人超え。ツイート内容を見ていくと中国のスターとも交流があるようです。
お年玉企画も宣伝している
ツイッターで話題のお年玉企画もウェイボーで宣伝しています。ウェイボーでも結構リツイートされています。
中国語で動画も投稿している
ZOZOが中国進出する可能性は?将来の目標は?等の質問に自ら中国語で答えています。
さすがですね、中国市場での影響力向上のために行動を始めています。
またいいベンチマークを見つけた笑
以前の投稿で私のアカウントのベンチマークとしてキムタクさんを挙げましたが前澤社長も今後ベンチマークとして注目していきます。まずは目指せ前澤社長のフォロワー数超え!笑
お正月weiboの結果報告
お正月期間は時間があったので、ウェイボー投稿数を増やしました。下記にインプレッション数等報告します。お正月にあけおめコメントをするだけで全く会ったこともないフォロワー20人くらいからコメントが来たのは嬉しかったです!
インプレッション数とツイート数
インプレッション数(总阅读数)109,345。ツイート数は30でした。
グラフを見ても分かる通り基本的にはツイート数と相関してますね。昨日(5日)は特に暇だったのでツイートしまくっているのでインプレッション数も急上昇です。
リツイート、イイね、コメント数推移
リツイート(转发总数)21,コメント数225,イイね353でした。
皆さん話しかけてくれて嬉しいです。しかしリツイート数がイマイチなので、今年は伝播力高い投稿とは何かについて研究します。
ちなみにキムタクさんweiboの成績は
私がベンチマークとしている(笑)キムタクさんの成績は、集計期間1日、ツイート数0でもインプレッション数は100万以上、エンゲージメント数は11,924です。壁は高いぜ。
ウェイボー内でのタイムマシン経営
今日もウェイボーネタです。ウェイボーにはYouTube やツイッターからの転載投稿がすごく多いことを紹介します。
中国snsと中国国外snsは分断されている
中国ではツイッターやFB等にアクセスできません。YouTubeも見れませんそして中国国内ではウェイボーやQQ等の独自snsが発達しています。
中国では国外の各種snsから隔離されているため、バズっているツイート等をリアルタイムで確認することが難しい状況です。
転載投稿の横行
一方でVPNを利用すれば中国国内のアクセス規制を回避することができます。
そこに目をつけてツイッターやYouTube でヒットした投稿をそのまま転載して中国語字幕をつけているアカウントが多く存在しています。
下記はツイッターのバズツイートを翻訳しています。
またテレビの映像をそのまま転載しているアカウントも多く存在します。下記は紅白のlemonの動画が転載されています。
このように転載ばかり行いフォロワーが何十万人もいるアカウントがゴロゴロしています。ウェイボーはカオスですね。。。。
月の隕石を売ってください(ウェイボー)
ある日ウェイボーを見ていると「月の隕石を売って(販促して)ください」という心に刺さるメッセージが届いていました。そして驚きの販売価格は。。。
月の隕石
まずは、どーん!これが月の隕石。確かにどことなく品格があるぞ。
隕石の所有者はこのおっちゃん。なんだか誠実で信頼できそうだ。
なぜこのおっちゃんが月の隕石を持っているのか
1980年に河の砂の中から見つけ、鉄塊かと思って売り出そうとしたら全く磁気に反応せずに廃品回収業者にも回収してもらえず、去年検査に出すまでずっと家の庭に放っておいたらしい笑
新聞報道もされたらしい
なんだか色々言ってますw
月の石の価格は2300万人民元
日本円にすると約3億7000万円!!
そしてこれを私がウェイボーで紹介して売れた場合、3700万円の手数料いただけるとのこと!!笑
月の石いりませんか?
急に収益化の道が見えてきたウェイボー運用、月の石が欲しい方は是非私まで連絡ください笑
ウェイボー運用は面白い
フォロワーが1000人を超えたあたりから色々なメッセージを受け取るようになって来ました。日本旅行相談から学校選び、月の石の販売依頼まで様々です。
ウェイボー運用楽しいです。
HSK6級(中国語試験)の成績~HSKは勉強する価値有り~
ずーっと前(2年前くらい)にHSK6級(中国語試験)受けたので成績を公開します。また、私自身HSK6級は中国語学習の中で、勉強する価値有りだと考えています。
HSKと中国語力との関係性については①HSKの点数は必ずしも語学力(特に会話)を表現するものではなく、1つの目安にしかならない。一方で、②HSK勉強の過程で中国語の基礎力が伸びる。また、③HSK6級の問題を見て易しいなと思えるくらいが中国語ビジネスレベルへの入り口、と考えています。
※ちなみにHSKは6級が最高位で、その下にHSK5,HSK4と続いていきます。
HSK6級の成績
ではまず私の点数から!300点満点中251点です。得点率84%です。HSK6級は2回目の受験でした。
1回目の受験は語学留学中の時に、HSK対策をかなりして臨みました。確か勉強開始から7か月目くらいで、得点率は70%程度でした。
2回目の受験は、語学留学を終えて仕事等で使用するようになった後、特に事前対策等をせずに受けています。やはり、実践の場で磨かれたのだなと実感しました。
HSK6級の点数と中国語力
TOEIC等と一緒で、この試験のためだけに準備をして高得点を取る人と、普段から中国語を使っていてさらっと受けてこの点数を取る人とでは実力が大きく違います。
私より点数が低くても、ビジネス等の現場でははるかに使える中国語を話す方もいますし、私より点数が高くても、あまり実用的な中国語を使えない方もいます。
特に得点率80%前後以降のスコアでは、点数と実践的な中国語力の相関性は薄れる気がします。点数よりも現場でどれだけ実用的な表現に慣れ親しんでいるかが重要になります。
HSKの勉強は中国語力の基礎固めに適している。
受験テクニックを使い、高得点を追求すること自体にあまり意味はありませんが、HSK6級の勉強を通じて、リスニング力と語彙力を大きく伸ばすことができます。HSK6級はその下のレベルであるHSK5級から、語彙のレベルがぐんとアップします。話題も自然科学系から人文科学系まで広範です。
最初は勉強していて苦痛ですが、何度も過去問に挑戦する間に語彙が身に付き、リスニング力が上がります。幅広い話題が題材となっているので、HSK6級を勉強し終わった後は、それぞれの専門分野の勉強にスムーズに移行できます。(私の場合は、貿易等の業界用語の習得でした。)
私が通っていた語学学校でも、苦労して1-2か月HSK6級の準備をして、受験が終わった後には1段壁を乗り越えたように語学が上達するという方が多かったです。
HSK6級レベルが易しいなと感じて初めて中国語ビジネスレベル入門
ビジネスで中国語を使うようになった今、改めてHSK6級の文章やリスニングをするとかなり容易に内容を理解することができます。一方、ビジネスの現場では依然として語学の観点からの困難を感じる場面も多いです。
中国語をビジネスレベルまで伸ばそうと考えている人にとって、HSK6級の問題は良い試金石になっていると思います。HSK6級に歯が立たないようであれば、まずは中国語全般の基礎固めが必要なのだと思います。
HSK6級は中国語の基礎固めとビジネスレベルへの入門という観点から、受験する価値があると思っています。
中国語学習はどこから始めるべきか?
たまに中国語学習を開始しようとする人から、どこからどのように学習を開始すればいいかとアドバイス求められますので、下記しておきます。結論は非常にシンプルで、学習初期から、ネイティブの先生について発音・声調を学びましょうということです。理由は簡単で①発音の習得が極めて難しく、それが間違っていると伝わらない②発音は独学が難しい、ということです。
ネイティブの先生について発音・声調を徹底的にやるべき(独学は難しい)
見出しの通りですがこれに尽きます。中国人の先生について音を一つ一つ体得して下さい。近道はありません。
発音の習得は、日本語用に調整され続けてきた楽器を、中国語仕様に調整しなおすような作業です。だからこそ時間がかかりますし、一人で楽器を奏でていてもその音が合っているのかわかりません。ネイティブの先生に逐一直してもらう必要があります。
私も留学当初の1-2か月目は全8時間のレッスン時間中1-2時間を発音の習得だけに充てていました。そして、留学の後期でも1時間のレッスンの最初の10分を使って発音の練習を重ねました。
発音の習得とは口のトレーニングであると共に耳のトレーニングでもあります。
発音習得の過程で、そもそも日本語には無い音が存在しているんだなという事を体得しする必要があります。例えば日本語にはRとLの違いはないので、聞いても聞き分けられませんし、それを発声することもできません。発音を学んだあとは、この事が実感を持ってわかるようになります。
中国人は発音・声調に厳しい
中国人はネイティブ中国語スピーカーとの会話にしか慣れていないので発音が違うと全く理解してくれません。発音への厳しさは英語の比にはならないという実感を持っています。英語はビジネス世界では共通言語であり、ネイティブの方が非ネイティブと接する機会も多く発音が違っていてもネイティブの方が察してくれます。
逆に中国語の文法規則は英語に比較すると厳しくない(柔軟性が高い)ため、発音さえしっかりやれば、会話の最初くらいなら中国人だと思わせることもできます。
発音・声調を軽視していると。。。
私の周囲には多くの日本人留学生がいました。発音を軽視している方は、文法知識や語彙がついてきて、自分では話しているつもりなのに、発音・声調が合わずに、相手に全く伝わらないという悲劇が起こっていました。
学習がある程度進んでくると、一度ついてしまった発音の癖を矯正するのはむずかしく、学習者自身も基本の基本に立ち戻って学びなおすというモチベーションがわきにくいです。
私は中国留学前に、発音の重要さを先輩から聞いていたため、発音に一番力を入れることとしました。いま振り返っても、発音の体得を独学でやるのは不可能だなと思います。なので、中国語をこれから始めるという方には、ネイティブの先生について発音から学ぶということを強く勧めています。
あけおめウェイボー
あけおめウェイボー
ウェイボーであけおめ動画をアップしてみました。コメントが10数件といいねも14件ついて、リアルの友達よりも多くあけおめメッセージを頂きました笑!
ウェイボー始めたばかりの時は何を投稿してもコメント0でしたので、「あけおめ」というだけで反応がもらえる現在は天国のようです。
中国インフルエンサーを目指して
今年も引き続きウェイボー上での影響力を強めるべく行動していきます。影響力さえ持てば、その後はビジネスでもなんでも展開していけると思っています。
昨今、多くの方がネット上での影響力の重要さに気がつき、多くのブロガーが誕生しています。私も全く同感ですが、日本人として日本市場で勝負するより日本人として中国市場で勝負する方がエッジが効くだろうとの考えのもとウェイボーで日々情報発信しています。
将来はどうなるかわかりませんが、中国sns市場でインフルエンサーになれれば、これまで見たことのない景色が見れるだろうと思い活動しています。
その様子を今年もこのブログでシェアしていきます。
ウェイボー(Weibo)運営報告
ウェイボーの運営報告をします!
フォロワーが2600人に!
フォロワーが2600人程度まで増えました!今年の夏からウェイボー開始したのでまあまあではないでしょうか!
インプレッション数等
過去30日のインプレッション数等は下図の通りです。
阅读总数がインプレッション数、
发博总数がツイート数です。結構多いですが中国語ツイートが趣味なので苦ではなかったですw
转发总是はリツイート数
评论总数はコメント数
赞总数はイイね数
雑記メインでつぶやいているのであまりリツイートされていないですね。中国人には何がバズるのか今後も研究していきます。
何かコンテンツが欲しい
結構フォロワーも増えてきて固定ファンもついてきましたが何かウリになるコンテンツが欲しなと思っています。芸でも売り物でもなんでもいいので、このウェイボーアカウントの核になるものは何かなと考えています。
来年の目標は核となるコンテンツを決めてフォロワー1万人まで行くことです。
毎日色々ツイートをして色々な反応をもらい、中国市場開拓という感じがしてとても楽しいです。
中国人向けに発信したい情報ある方は連絡ください。何かお手伝いできると思います。
木村拓哉 中国版Twitter ウェイボー(weibo)進出!!
木村拓哉ウェイボーアカウント開設
中国人の友人から、「木村拓哉のウェイボーアカウントできたみたいだよ」という話を聞いて、見に行ってみると、ありました。
中国版ツイッターウェイボーに2018年12月13日付で木村拓哉のウェイボーアカウントが出現しています。まだツイートは1つもないですが、12/22時点で9万人以上のフォロワーを獲得しています。すごい。。。
(12/13追記:12/23日時点で、動画が1本アップされており、フォロワー数が一気に25万人まで増加しています!!!そして、木村拓哉が中国語で自己紹介しています!)
ウェイボーアカウントを見ると、運営から認証を受けているように見えますが、果たして本物なのでしょうか。今後要チェックアカウントとして、このアカウントの動向を追っていきます。(12/23追記:本物でした!)
反響がすごい、日本語コメントもたくさん
12/23午前の段階で、自己紹介動画のリツイート数は3.8万回、コメントは2.3万ついております。そしてコメントにはかなり日本語も見受けられます。みなさん興奮しています。
KOKIのプロモーションのため?
ちょっと前にKOKIがウェイボーで話題になっていましたね。今回の木村拓哉ウェイボーアカウント開設は、KOKIをサポートするためではないかと、多くの中国人ユーザーがコメントしています。
真相はともかく、これだけすぐにフォロワー集まれば一瞬で収益化できますね。羨ましい!
これまで、日本タレントの中国進出は限定的な感じでしたが、いよいよ本格化していくのではないかと予感させられますね。
2019年は日本タレントの中国進出の動向に注目していこうと思います。
(そしてもちろん自前のアカウントも成長させていきます!まずは目指せフォロワー1万人です。)
下記にキムタクアカウントの画像(12/22時点)貼っておきます。(顔写真部分は色々怖いので、含めないようにしています笑)
ラーメンと生卵動画~何がウケるかわからない~(中国版Twitterウェイボー運用)
ウェイボーで色々な動画投稿実験をやっている状況をシェアしたいとおもいます。やはり日本にしかない、食関係の動画はウケるような気がします。
なぜか生卵がウケた
ウェイボーに色々投稿しているのですが、なにが中国人にウケるかはなかなかわかりません。動画再生回数が11万回くらいになり、40コメントくらいついたのがラーメンに生卵を入れている動画だったりします。
生卵自体あまり食べる習慣のない中国で、ラーメンに生卵を入れるという組み合わせが新鮮だったのでしょうか。
コメントとしては、美味しそうというポジティブなものと、生なんて気持ち悪い体に悪そうというものに二極化していました。
日本にしかない食べ物系がウケる
やはり日本にしかない食べ物系の動画や投稿は多くの閲覧数を集めることができるような気がしています。パリパリ餃子を食べるだけの動画が3万回再生とかいきます。ユッケ食べてる動画も4万くらいいきましたね。
一方で回転ずし動画は200回だけです。。。。
奇をてらいすぎてもウケない
生卵+ラーメン動画は賛否両論あるものの多くの人に見てもらい、フォロワーが増やせたので、「中国では生卵動画がウケる!」と調子に乗って、友人に生卵10個一気飲みしてもらいその動画をアップした際には1万再生未満に留まりました。(主に友人が)労力をかけた割にはいまいちでした。
奇をてらいすぎてもうまくいかないということでしょうか。今後も色々実験していきます。そして実験の結果をシェアしてきます。
中国5つ星ホテルのずさんな実態報道について~中国人は旅行にバスタオルを持っていく~
最近中国の5つ星ホテルの清掃の実態ひどいという報道が話題になっていますね。この報道もやはり、ウェイボーに動画がアップされたことから一気に広まりました。良いニュースも悪いニュースもウェイボーを通じて拡散されていきます。
ずさんな清掃
ずさんな清掃ということで、一つのタオルで便座・洗面台・コップ・浴室を清掃するというような有様らしいです。私も中国駐在時代には5つ星ホテルからぼろホテルまで色々泊まりました。また住居自体がホテルのサービスアパートメントでしたので、きっと実は汚いタオルやコップを使っていたのだろうなと思います。ウェイボーで動画を見ましたが、シャラトンやシャングリラといった有名ホテルでもずさんな清掃が行われてたようです。
私もきっと被害者(中国駐在時代)
私が住んでいたホテルのサービスアパートメントとがどれくらいひどいかはわかりませんが、とりあえず掃除は総じて適当でした。報道されているようにぱっと見は綺麗ですが、隅っこの掃除が適当だったりします。私の住んでいたところは国際的にも有名な欧米系のホテルのサービスアパートメントでしたが、そんな感じです。また、友人が住んでいたサービスアパートメントには食器洗いサービスもついていたらしいですが、洗いが甘く、油ものを食べた後のお皿なんかはヌルヌルが残っていたそうです。こんな感じですので、きっと報道があったようなずさんな清掃が行われていたのでしょう。
中国人は旅行にバスタオルを持っていく
本件は中国内で大きな話題となり、批判の嵐が巻き起こっています。一方で、このニュースが出る前から、旅行でホテルに泊まる際には必ず自分のバスタオルを持っていくという中国人が多かったです。友人はよく「どんな使われ方をしているかわからないホテルのバスタオルは気持ち悪くて使えない」と言い、そんなタオルを使っていると本気で病気になる可能性があると私にも警告してくれました。
中国人の国内製品/サービス不信は外国製品・サービスへの追い風になっている
基本的に中国人は中国国内のサービスや製品をあまりを信じていません。また、レストランでは絶対に揚げ物を食べないというような方もいました。これも、レストランではどんな油が使われているかわからないという不信感からのようです。
中国人の国産品や国内サービスへの不信は根強く、これが外国製品人気の背景になっていたりします。中国国内の乳幼児用ミルクが信用できないから、香港で爆買いする、国内で売っている欧米ブランドは偽物かもしれないから海外で買う等々です。この中国人の中国不信を理解すると、日本での医薬品や化粧品爆買いの理由も肌感覚でわかってきます。
今回の5つ星ホテルのずさんな清掃の実態は更に中国人の国産品/サービス不信に拍車をかけるでしょう。そして安心安全清潔に強いこだわりのある日本製品やサービスがまだまだ中国人の心をつかむことができる状況が続くのだろうなと思っています。
中国版Tweitterウェイボー(Weibo)のフォロワー数は水増しが多い~中国インフルエンサーマーケティングは難しい~
今日は中国版Tweitterウェイボーには極端にフォロワー水増しアカウントが多いということをご紹介します。
- フォロワー100万人は楽勝
- フォロワー水増し業者アカウントは簡単に見破れる
- フォロワー水増しも中国ではよく見られるマーケティング手法の一つ
- インフルエンサーアカウントのフォロワー水増し数を把握することは難しい
- 今後もフォロワー数水増しを検証していきます
フォロワー100万人は楽勝
中国版Tweitterウェイボーは他のSNSと比較すると極端に偽アカウントによるフォロワー数が多いと思います。見かけ上の100万人フォロワーなんかはゴロゴロいます。私でも今すぐにフォロワー100万人のアカウントをつくれます。
ウェイボーを始めると下記のような業者からのメッセージがバンバン来ます。また、値段もすごく安くて1万フォロワー=1000円くらいです。なので、見かけ上のフォロワーの数にはほとんど意味がありません。また、コメントやリツイートも安価に買えてしまうので、ちょこっとお金を払うとインフルエンサーの様に見せかけることが容易です。
フォロワー水増し業者アカウントは簡単に見破れる
ただし、よくよくそれらのアカウントを見ていくと明らかに不自然な点が見られるので
偽フォロワーを多く持つ業者アカウントを見破ることはそれほど難しくなくないです。見破るポイントはベンチマークを持つことです。私であれば、自身のアカウントに2,000人弱のフォロワーがおり、このフォロワー規模でどれくらいコメントやイイねが付くかという肌感覚があります。また、有名人アカウント等のある程度信頼がおけるアカウントをベンチマークにすれば、明らかな偽インフルエンサーアカウントは見抜けます。フォロワーが50万人もいるのに、毎投稿毎にコメントが1-2個しかつかないアカウントもゴロゴロしています。
フォロワー水増しも中国ではよく見られるマーケティング手法の一つ
私と一緒にウェイボー運用をしている中国人友人は、以前北京の広告会社に勤務しており、服のブランドのウェイボーアカウントの運用をしていましたが、まずやることはフォロワーを数万人買ってくる事だったとのことです(笑)。実際に見かけだけでも数万人のフォロワーがいれば、一般人がそれを見て「すごい」と思い、フォローしてくるらしいです。フォロワー水増しも本当のフォロワー数を増加させていく一つの手段とのことです。
インフルエンサーアカウントのフォロワー水増し数を把握することは難しい
ただし、有名なインフルエンサーアカウントであってもフォロワー数水増しの可能性はあります。そして、それを見破るのはなかなかむずかしいです。例えば300万人のフォロワーがいるインフルエンサーアカウントを見て、そのなかの何割が偽アカウントなのかという部分は肌感覚がないのでわかりません。100万人が本物のアカウントで200万人が水増しであったとしても、100万人のフォロワーからのコメント・いいねやリツイート数はけた違いなので、果たして水増ししているのかどうかが分かりにくいです。
中国版Twitterウェイボーのマーケットはでかいですが、本当のインフルエンサーを見分けることと、そのインフルエンサーが実際に何人の本物のフォロワーを持っているかを正確に算定することは難しいでしょう。
中国でのインフルエンサーマーケティングを目論んだが、思ったように効果がでなかったという話もよく聞きます。中国マーケットにアクセスするのにウェイボーは必須ツールですが、ツイッターやインスタと比較すると、閉じられた世界であり、フォロワー数も簡単に水増しできるカオスな世界なので、難易度は高いと思います。
今後もフォロワー数水増しを検証していきます
フォロワー数の水増しの実態というところは、私が興味を持っているテーマの一つですので引き続き検証していきたいと思っています。また、私がどんどんフォロワー数を増やしていき、それぞれのフォロワー数での反応(コメント・いいね・リツイート)の肌感覚を身に着けていくことでも研究が進むかと思っています。
中国版ツイッターウェイボー(weibo)を始めて、何人かのインフルエンサーとの連絡ができるようにもなってきましたので、引き続き色々な実験をしつつ、このブログで報告していきたいと思っています。
中国語の習得体験~1日10時間勉強を一年続けた体験~
こんにちは。今日は私が中国語を習得したときの体験についてお話しします。私は、留学して1日8時間レッスン+自習2時間を1年間続けて全くの初学者から一気にビジネスレベルにまで達しました。その後は、ビジネスの場で自身が使用する以外にも、通訳なんかもやったりしています。その中で、語学習得のために必要ことが見えてきました。そしてこれらはきっとどの言語を学ぶ上でも必要なことなのだと思います。魔法のような方法はない、とにかく時間をかけろ、そのための時間を捻出しろというのが結論なのであまり面白くはないかもしれませんが語学学習の真理だと自分では思っています。
環境を整える
中国語を学ぶと決めて、私が語学留学中にやったことは非常にシンプルで、とにかく語学習得に集中できる環境を整えることでした。語学学校から近い場所にマンションを借りて、授業はすべて1対1の語学学校を選び、なるべく日本人と群れないようにして、家でも復習して、疲れたときにも中国語のドラマを見ながら休憩するという方法です。これで1日の勉強時間が約10時間。これを1年間継続しました。
やはり人間は少しづつ甘えて楽をしようとする習慣があるので、そこをどれだけ切り詰められるかが大切です。家選びでも、ちょっと繁華街に近いとか周りに飲食店があるとか、内装がいいとかで決めている人もいましたが、学校に近いところにして移動時間の無駄をなくすことが目標達成には1番大切です。私は他の留学生よりもボロいけれども学校に近いところに住んでいました。
また、日本人とつるまないというのも大切で、私が行った学校は日本人がとても多く、毎日日本人でランチに行き、休憩時間には日本人で固まるという状況がありました。ここでも心を鬼にして、ランチは一緒に食べない、休憩時間は中国人の先生と雑談するということを徹底しました。これはかなり意志力が必要なので、そもそも日本人があまりいない学校を最初から選んでおくのがベストです。この点は失敗しましたが、留学時代の経験があるからこそ、日本に戻ってからも、なにかを達成しようと思ったときに孤独な環境を作り上げることを意識しています。
もちろん、たまには日本人と飲みにいったりもしましたが、通常の日本人留学生よりも極端にその回数は少なかったです。どれだけ孤独に目標に向かって時間と努力を注ぎ込めるかが大切です。語学は街で覚えるんだと言って、毎日外に飲み歩いていた方がたはやはりそこまで上達していませんでした。
自ら孤独になることはかなりの精神力を要しますが、本当に心の底から達成したいことがある場合はこの道は避けて通れないと思っています。
とにかく時間をかけるべし
語学の習得はなによりもかけた時間が大切です。何時間話して何時間聞いたかです。これが一番重要で、当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、実感として理解している方は少ないように思います。〇〇メソッド等、なにか効率のいい方法があるんじゃないかと思いがちですが、語学習得は筋トレと同じでまずは継続して時間をかけなければ成果はでません。効率の良い方法論等は、継続する習慣がついてきた中で考えていけばよいです。繰り返しになりますが、まずはやり続けることです。友達との飲み会やTVを見ている時間を削っていかに時間を注ぎ込めるか考えることが大切です。
私は全くの初学者から中国語を始めましたが、ビジネスでつかえるレベルに達したのは少なくとも学習時間が2000時間を超えたあたりからでした。
留学して1日10時間勉強すれば、休暇等勉強しない日を考えても、1年あれば到達可能ですが働きながらとなるとこれはかなり難しいです。1日1時間を継続してもMax365時間/年です。また、1日2時間でもMax730時間/年です。働きながら毎日2時間捻出はかなり難しいです、相当な覚悟が必要です。大切なことは語学の習得はこれくらい時間がかかるのだなということを事前に認識することです。そして、この時間を捻出するためにどうすればいいかと考えて、計画することが大切です。留学に行って一気に時間をかける決断や、平日は1時間づつ、休日に数時間まとめて勉強し、数年かけて取り組む決意が必要です。
後輩に英語の勉強法をアドバイスした際のエピソード
私の語学習得の考えは上述のとおり、とにかく環境を整えて時間をかけろというものです。言語が違ってもそれは同じで、例えば英語の場合、高いお金を払って1週間に1回語学学校で勉強しても永遠に使えるようにはなりません。
ずいぶん前に、業務上で後輩社員の指導係をやっていました。その方は英語が苦手で、なんとかしようと週に一回自費で高価な英会話教室に通っていたのですがいっこうに上手くならないと相談を受けました。
彼にその英会話学校をすぐにやめ、平日は毎日1時間オンライン英会話で会話+自習1時間、休日は毎日オンライン英会話2時間+自習2時間やってもらうようにアドバイスしました。事前に、上述のような私の体験を話し、すぐに効果は出ないが、これだけやれば3年後には大きく進歩するという話をして、取り組んでもらいました。3年後には見違えるようになっていました。やはりこれも本人が心から話せるようになりたいと考えており、腹をくくって時間をかけたからこその成果です。(その3年間はかなり飲み会や遊びをセーブしたと言っていました。若く楽しい時期にこの時間を捻出するのはかなりの精神力が必要だったと思います。)
仕事柄、外国語を使う人が周囲に多いですが、時間をかけずに習得している方はいないと思います。また、腹をくくって時間をつくり、努力をしていない方は、外国に駐在していたとしてもあまり上達していないです。よく、あの人は語学のセンスがある/ないの話になりますが、ほとんどの語学の上手な方はセンスの前に、かけた時間と努力が圧倒的に違うと思っています。
「俺は語学のセンスあんまりなんだよね」という方は学習時間そのものが圧倒的に不足している場合がほとんどだと思っています。逆に言えば、時間をかけれるような環境を自分で作って努力すれば、大部分の方がビジネスで使えるレベルの語学力に達すると信じています。
とにかく、時間をかけられる環境づくりをして、筋トレのように毎日練習し、それを継続することしか語学習得の方法はないと思っています。